シミは主に両頬や額などに左右対称に現れる褐色の色素疾患で、色素細胞がメラニンを過剰に生成することで生じます。 遺伝的素因、紫外線や可視光線への曝露、妊娠・経口避妊薬・ホルモン変化、一部の薬剤・化粧品、甲状腺疾患などが関与しており、主に褐色の肌を持つ20~40代の女性に多く見られます。 治療としては、ハイドロキノン・トレチノイン・局所ステロイドの併用や、アゼライン酸・トラネキサム酸・コジック酸などの外用薬、場合によっては経口トラネキサム酸が検討されます。 ケミカルピーリングやレーザーも用いられますが、かえって症状を悪化させたり、炎症後色素沈着を引き起こす可能性があるため、慎重に行う必要があります。 何よりも、肝斑は夏の日差しで再発する可能性があるため、一年を通してSPF50+の日焼け止め(酸化鉄含有製品など)やつばの広い帽子などによる徹底した紫外線対策が管理の鍵となります。 色素の深さや原因によって方法や予後が異なるため、カウンセリングで確認する必要があります。これは情報提供であり、診断ではありません。実際の施術については専門医にご相談ください。
[出典] https://dermnetnz.org/topics/melasma
